Vol.11
白髪や薄毛も怖くない!
自分らしく、輝けるヘアスタイルを手に入れる
みなさん、こんにちは。男性美容研究家の藤村岳です。以前、シャンプーの方法や保湿の重要性についてはお話しいたしました。ありがたいことに、その時の評判がよかったようで、再リクエストがきました。女性はもちろんですが、やはり男性もヘアケアに関しては並々ならぬ感心があるよう。特に男性はホルモンの関係で、早い人では20代から脱毛という現象に見舞われることがありますから。
2022年、今、注目のヘアトレンドは?
ここ数年、男性のパーマが流行していて、これまた長らくトレンドになっているツーブロックとの合わせ技でたとえ長くなくてもバリエーション豊かになっているメンズのヘアスタイル事情。ウェブで“ヘアスタイル、メンズ、トレンド”などと検索するとザクザク出てきます。それを眺めているだけでも楽しく、仕事のリサーチでもつい時間を忘れてしまうほど。
先日、なじみのヘアスタイリストさんと話していたら今年らしいのは何といってもセンターパートだそうで、真ん中に分け目を作るスタイルです。モードな雰囲気が一瞬で演出できるので、ぜひチャレンジを。実は丸顔の人が似合うスタイルで、面長の方だとハチにボリュームを出すのがいいとのことでした。
一方で、サッパリとしたベリーショートがまた復活するかもとも。「またおしゃれボウズの問い合わせが増えている」とのこと。かくいうボクも20代前半から40歳くらいまで、ほぼボウズでした。今は様々なシャンプーの仕上がりをジャッジするために伸ばしていますが、あの手軽さは忘れられません。バリカンではなく、すべてをハサミで仕上げてもらうと、ボウズはボウズでもまったく違うんです。手間と時間がかかるのでスタイリストさん泣かせではありますが……。
さらに若い男性は韓流ブームの影響で、カラフルな髪色を楽しんでいますね。ハイブリーチをして金髪を楽しんだり、さらにグリーンやピンクにしたり。自由でいいなあとボクは思います。気になっているのは、ネイビー。落ち着いた色ならミドルエイジ男性でもイケるのでは? と密かに狙っています! 白髪染めも選択肢としてありだけど、ネイビーヘアのオジサンってかっこよくないですか?
ヘアカットの頻度とサロンの選び方
ボクは男性美容研究家という職業柄、撮影されることも多いのでヘアカットの頻度はコロナ禍以前で2週に1度。今でも3週間に1度は必ずカットします。いかにも切り立てという感じではなくナチュラルに仕上げてもらうのがこだわり。カットすると心まで軽くなったような爽快感が得られます。理容室に行かれている方ならヒゲを剃ってもらえるので、気持ちよさはさらに倍増するはず。理想的な頻度はショートヘアであればあるほど短くて3週間に1度、最低でもひと月に1度で行かないとよい状態をキープできません。
そういえば理容師と美容師の違いご存知ですか? それぞれ管轄する法律が違って、理容師だけはカミソリを使ってシェービングができます。かなり乱暴ですが、わかりやすく解説をすると理容師は髪の量や毛質などにかかわらずに整髪し、同じオーダーに対して(なるべく)同じ仕上がりにすることを目標とします。それに対して美容師はカットやパーマなどでその人に似合わせて美しくすると言ってもいいかもしれません。となると理容師は相当高い技術力が要求されますし、一方で美容師は技術もさることながらセンスが必要というわけ。バーバーか美容院かを選択するときに思い出してみるといいでしょう。
ヘアサロンは立地や価格、入りやすさで選ぶことも多いですね。昔ながらのご夫婦で営む床屋さんに通う男性なら、どちらか手が空いている方に切ってもらうなんてこともあるかも。もし、素敵な髪型にアップデートしたいと望むなら、切ってもらう人を固定するのがベター。フラリと来た一見のお客、好みもまったくわからずに手探りで相手の意に沿うようにカットをすることは至難の業。コミュニケーションがきちんととれて、好みも理解できている方が断然よいに決まっています。なので、ぜひスタイリストはご指名で。指名料がかかる場合もありますが、それは必要経費なのです。
そして、指名料を払っているのだったらなおさら、リクエストをどんどんしましょう。といっても、「毛を生やしてくれ」などというのはダメですよ。例えば「前回はスタイリングがしにくかった」「前髪が長くて鬱陶しい」「1週間くらいしかキープできなかった」など情報をフィードバックするのは、スタイリストさんにとってもありがたいこと。あなたの具体的な感想で切り方を変えてくれるはずです。今までのあなたの状況をわかってくれている人がいることが素敵なヘアスタイルでいられる秘訣なのですから。
というわけで大人の男性なら毎回、担当が代わるようなシステムの激安のヘアカットよりもきちんと相談のできるシステムのところがいいと思います。前者もコストパフォーマンスの点では悪くないし、否定もしませんがやはり自分の悩みを共有し、それらを踏まえた上で昇華してくれる力強い味方を持つ方がいい。スタイリストが同年代の方だとより共感してもらえそうです。
気になる白髮問題。どう対処するべき?
対処法は2つあります。まず、そのままを受け入れる方法。これが最も簡単で安価ですね。最近はグレイヘアを楽しむ風潮が女性の間から起きてきており、有名な元アナウンサーの方や芸能人でもやっています。アメリカのドラマ『Sex And The City 』の続編『And Just Like That』でミランダも「白髪は染めない」と言い切っていました。グレイヘアはきれいな色を保てれば、貫禄が出てマチュアな印象に。
しかし、アジア系の人々は白髪になった場合、透明感のあるシルバーにはならずに黄ばんでしまう傾向にあり、カラー剤や紫外線など外部からの影響でも黄ばむので、そうなるとちょっと考えもの。白髮をきれいに保つのも実は難しいのです。
次にカラーで染める方法です。黒くする白髪染めもありますし、前述したようにオシャレにカラフルに楽しむ方法もあります。そして各々にセルフケアとサロンでのケアがありますね。どちらもメリットとデメリットがあり、人それぞれ。価格やケアの手間とかかる時間、仕上がり、髪へのダメージなどが異なります。
一概にベストな方法があるわけではなく、とにかくお金がかかっても自分でやりたくない方はサロンケア一択ですし、人知れずこっそりと済ませたいならホームケアです。プレゼン前や冠婚葬祭など一日だけなんとかしたいという場合はカラータイプのスタイリング剤などもありますね。
個人的なお勧めは、やはり最初はプロに依頼すること。カラーもいわゆる白髪染めやカラー、マニキュアと種類があり、求めるものによってチョイスが異なります。市販のカラー剤は結果をしっかり出すために強い染料などを使うものも多く、慣れていないと仕上がりに満足がいかないことも。
近頃、“カムフラージュ”や“白髪ぼかし”などと銘打って、軽めに白髪を目立たなくする方法もあります。ただし、くっきりとした黒を避けて、グレーにする方向なので人によってはかえって老けてみることも。やはり、信頼のできるスタイリストさんに相談し、決めることが大切です。
薄毛に悩むことは恥ずかしくない!
とても難しく、センシティブな話題です。以前もお話ししましたが、今では初期の段階で投薬治療をすればかなりの確率で脱毛を抑制し、発毛させることができます。とはいえ、心臓に疾患のある方などは使えない薬ですので、必ずきちんとした医師の診断が必要。決して個人輸入であやしい薬やサプリメントに頼ってはいけません。かえって健康を害することになります。
その他にも市販の育毛剤を用いたり、マッサージギアを採り入れたりするのもいいでしょう。ただし、あまりやり過ぎて頭皮に負担をかけては元も子もありません。エビデンスのしっかりとれた、出自の正しいモノを選択してください。
髪を短くするのも目立たなくなりますし、ヒゲを生やしてフォーカルポイントをずらすのも有効。また、ウィッグをつけることもいいと思います。最近のウィッグは本当によくできていて、とても自然ですよ。ただし、よいものはイニシャルコストが高く、さらにメンテナンスなどランニングコストもかかりますので、よく調べてから使うようにしてください。
どんなヘアスタイルにせよ、カラーにせよ、基本は日々のセルフケアから。皮脂汚れや汗、スタイリング剤はきちんと落とせるのに地肌には優しいシャンプーは必須です。できれば髪と頭皮の保湿も気をつけて。そこに、自分が必要と判断したなら育毛剤やAGAの薬を投入したっていい。決して恥ずかしがることなんてないし、引け目を感じることもありません。
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